ゴキブリ駆除 対策
1.ゴキブリの季節・習性
季節毎のゴキブリの習性として、(夏はゴキブリが活動する季節・冬は停滞する季節)と考えている方も多いと思います。ゴキブリの活動捨季節が、ゴキブリ駆除のご依頼も当然多くなってきます。
【4月の最終週~5月頭】 これが、多くのゴキブリ活動が始まる季節です。
そこからゴキブリの繁殖活動がスタートして、【7月~9月】が活動のピークとなるわけです。
ゴキブリが活動低迷するのは10月から1月中旬まで。
11月の活動の終える少し前に、活動が増えるタイミングがあります。
それが、活動休止の最後の合図になるわけです。
東京都の活動パターンを記載しましたが、北海道は、10年ほど前までは【ゴキブリがいない説】を話す道民にも会ったことがあります。
見かけることが少なかったのでしょうかゴキブリ駆除も無かったのかもしれませんね。
しかし、今では北海道でも立派にゴキブリ駆除依頼があります。
沖縄では、一年中ゴキブリが居るそうです。
所変われば、事情も変わってきますね。
ゴキブリを発見してから駆除をするのも良いと思いますが、発見前に予防をする方法もあります。
考えは人それぞれですね。
2.ゴキブリの繁殖時期
孵化してから、どれくらいの期間で繁殖ができる体になるのか。
季節としては、5月から8月・そして10月が繁殖の盛んな時期になってきます。
5月以降は、気温もどんどん上がっていくことから、繁殖しやすい時期に入ってくるためのものです。
8月後半からは、気温も下がり始め、9月は一旦落ち着きます。
ゴキブリの繁殖期の対策としては、室内に卵を産み付けられないようにすることが最優先となります。
法人・店舗からのご依頼は、一年中ありますが、個人様からのご依頼は5~11月初旬までが例年のご依頼平均値となります。
3.ゴキブリの オス♂ メス♀
ゴキブリのオス・メスのサイズを比較すると、大体のメスの方が大きくなっています。
繁殖期のゴキブリのメスは、腹部が大きくなり体のたい積も増すので、駆除剤の効きにも時間がかかります。
4.ゴキブリの卵
東京23区内での対応をしていて、自宅で多く見かけるのが、クロゴキブリ・ヤマトゴキブリ、飲食店・ビル等での発見はチャバネゴキブリ・コワモンゴキブリが、主になります。
渋谷・新宿などの繁華街でも、路上で見掛けるのがクロゴキブリですね。
ゴキブリの卵は、卵鞘(らんしょう)という殻に守られています。
一回で一つの卵鞘を産みますが、その内部には20〜60匹分の卵が入っています。
クロゴキブリでは22〜26匹、チャバネゴキブリでは36〜44匹ほどの卵が入っています。
5.ゴキブリの種類
現在まで、日本国内で発見されているゴキブリの種類は、52種類と言われています。
残念ながら、全てのゴキブリを見たことはありませんが、建物内で発見されるゴキブリは主に4種類です。
代表的なゴキブリ
クロゴキブリ
この4種類の中では、一番大きなゴキブリになります。
成虫までの生存率が高く、動きも俊敏で厄介な相手です。
個人的には、いつまで経っても恐怖心が拭いきれないでおり、お客様の前では平静を装っていても苦手な種類です。
ヤマトゴキブリ
次に大きなサイズのヤマトゴキブリは、クロゴキブリ同様で、比較的大き目のサイズで、動きも俊敏。
個人で対策するには
①殺虫成分入りのエサを侵入経路付近に置くこと。
メリット
殺虫効果のある餌を食べたら、絶命します。
波及効果もあり、餌を食べた周囲のゴキブリにも効果があります。
デメリット
餌に引き付けるため、甘い香りをつけています。
配置する量・場所によっては、余計なゴキブリを惹きつける可能性があります。
②ゴキブリホイホイなど、捕獲シートなど。
捕獲して捨てれば終わりなので、安全面でも問題なく使用頂けます。
捕獲したことによって、繁殖抑制効果があります。
メリット
配置・撤収が簡単。
狭いスペースでも、安易に使用可能。
デメリット
ゴキブリがいた場合、回収することができない人がいる。
③ゴキブリ避けのスプレー
メリット
使用が簡単・一定期間の持続性がある。
デメリット
拭き上げることができない場所があり、建物・家具・食器などの接触する部分に配慮が必要。
キッチン施工例
排水管の周りが空いている状態でしたので、パテで施工をします。